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株式会社ヤマト

トロフィー製作奮闘記【前編】

更新日:4月19日

~受注からイメージ構想まで~

皆さん、こんにちは。

生産管理課の関です。

10月も終わりに近づき、長かった夏も過ぎて、やっと過ごしやすい気候になったと思いきや、

坂道を転がるように気温が下がり、季節が急ぎ足で冬に向かっていた頃のお話です。

急激な気温の変化に、年々体が辛くなっていくのを感じますね。


『今年もあと2ヵ月か、仕事も私生活もやり残しがないようして新年を迎えなきゃな』

年末までのラストスパートに気合いを入れた頃でした。

株式会社タカシマ購買部の堀さん(仮名)からお電話をいただきました。


『ヤマトさんでトロフィーを製作して頂けませんか?』


株式会社タカシマ様は我が社のお得意先で、例年年初に東京で賀詞交歓会を開催し、

タカシマ様の取引先や関係者が数百人集まって、参加者同士が交流を深める事ができます。

年始の決意表明、抱負、講演会など内容は盛沢山で貴重な情報交換の場でもあります。

もちろん私も毎年参加させてもらっていて(コロナ禍の期間は中止でしたが)、

普段なかなかお会いできない方々と食事や会談を楽しませてもらっています。


そして式の中では、年間を通じて貢献度の高かった仕入れ先が表彰を受ける場面もあり、

当社も有り難い事に何回か表彰していただいた事があります。

説明が長くなりましたが、この表彰式で受賞者に贈呈されるトロフィーを、

12月中旬までに製作できないか、と堀さんからオファーを受けたのです。

トロフィー製作にあたって、使用材はアルミ材でといった指定はあったものの、

デザインの考案から構成部品の設計、製図、材料の調達、加工まで全て当社にお任せで、

特にトロフィーを構成する部品には、ヤマトならではの加工技術を盛り込んでほしい

といった難しい注文でした。

可否を即答できなかったので、社長、専務をはじめ、社内の関係者に相談しました。

しかしながら、いずれの方々もリアクションがイマイチ・・・

いや、無理もありません。


当社の仕事は、お客様から製品の図面を頂いて、図面どおりに良いものを生産し

納品するというのが通常の流れです。

デザイン考案、部品設計も出来なくはないですが、実績が乏しく時間がかかります。

今回の案件は納期まで1ヵ月半と時間がないことから、仕事として成り立たない可能性が高いです。

「頑張ったけど納期に間に合いませんでした」

「良いものが出来ませんでした」

これでは、タカシマ様に多大な迷惑をかけてしまうし、当社の信用もガタ落ちしてしまう。

そんな不安に反して、連日のように堀さんから連絡がありました。


「デザインはこちらでも検討します」

「ヤマトさんにしかできないトロフィーをお願いします」

「賀詞交換会のような公の場で、トロフィーを通じてヤマトさんの加工技術を紹介したい」

「うちの社長も、ぜひヤマトさんに引き受けてほしいと言っています。」


オファーを受けた数日後、押しに弱い私は、社内の不安の声をよそに、

ほぼ独断でこの案件を引き受けてしまいました。


引き受けたからには、行動あるのみです。


まずは、どんなデザインにするか決めることです。

11月全体朝礼で社内の皆さんにデザインの公募を呼びかけました。

そう言えば、私自身、まじまじトロフィーを注視したことが無いんですよね。

いや、授与された経験もないし、今更ながらトロフィーに関しての知見がない事を思い知る。

参考にすべくインターネットでトロフィーの画像を検索してみる。




いろいろ出てくる・・・目移りする・・・惑わされる・・・

結局、私個人的には、これといったイメージは湧きませんでした。


11月中旬のトロフィー会議にて社長、現場担当の林さん、材料調達担当の脇水君とで

おおよそのデザインのイメージを熟考しました。

公募したデザインも考慮して、ようやくある程度、タカシマ様に提案できるイメージができました。

それが、この2案です。


イメージ①



このまま決まれば、細かい寸法を決めて製図まで順調に進めたとして、

ギリギリだけど、あと1ヵ月あれば納期に間に合いそうだ。


早速、堀さんへデザイン案を送信しました。

しかし堀さんの反応は意外なものでした。


「よく考えてもらえて大変有り難いのですが、、、

 この中で、ヤマトさんならではの加工技術はどの部分になりますか?

 デザインも大事ですが、今回はヤマトさんの加工技術がコンセプトなんです。

 デザインや見た目の問題は、ある程度は表面処理で上手く調整できると思うので、

 まずはヤマトさんの加工技術をアピールするといった観点から考えてみてください。

 最悪、トロフィーでなくても記念品になりそうな形ならいいですよ。」


あ、そうでしたね。すみません。そこまで考えていただいて、、、

世の中のトロフィーを参考に、どんなデザインがいいかと、そればかり気を取られていたら、

自社の加工技術のアピールを疎かにしていましたw


イメージをイチから再検討します!!



次回トロフィー製作奮闘記【後編】につづきます!


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