まさかブログを書くことになるとは思っていなかったので、なにを書けばいいのやらと頭を悩ませていましたが、ようやく着手することに成功しました。
書く内容を悩みに悩んだのちに、やはり身近である仕事内容紹介が無難なのではないかと思いました。(1年中似た作業をしているので改めて言語化するのは難しいですね)
初めての記事を卑屈に書いてしまいましたが、私の仕事内容を紹介させていただきます。
品質保証課の仕事
私、白澤は下諏訪工場PL事業部の品質保証課に所属しています。
PL事業部では、射出成形機を用いてプラスチックの加工を行っています。
新人研修を終え、品質保証課に移動してからおよそ1年半が経ちつつありますが、いまだに覚えることは沢山あります。
初めて目にする製品
新しく成型を始める製品
長らく流れていなかった製品
普段流れている製品には「また会ったなあ」の気持ちで検査に挑めるのですが、やはり初めてのものは測定箇所があっているのかどうか考えてしまい緊張します。
直属の上司と測定する場所をすり合わせながら進めていくので、まだ緊張度は70%くらいなのですが、いざ独り立ちした際にしっかりと判断できるのか心配です。
(上司が休みの日はメインでやっている仕事に併せて、こちらの検査もしていかなくてはならないので、より緊張度が20%増しています。ガチガチにもほどがありますね)
話は逸れてしまいましたが、品質保証課では
「製品の寸法検査」「外観検査」「出荷判定」
の3つをメインに行っています。
今回のブログでは「製品の寸法検査」に含まれる、初めて成形する製品への検査内容を書いていこうと思います!
1. 初めて成形する製品の寸法検査
下諏訪工場PL事業課にはなんと17台もの機械が導入されています。
そのうち毎日稼働している機械は12台ほどです。その12台分の製品(多いときは17台すべてがフル稼働なんてことも)を毎日検査しているのが私と上司、と2人のみです。
この「寸法検査」で1番大事なことは正確に規格内に収まっているか。
ですが、検査をする器具によっては寸法が数ミリ単位で変わってくることがあります。
製品の長さ、厚みなどを測るときは
「デジタルノギス」を。
穴の直径を測るときは
「ピンゲージ」を。
段になっていて測りにくい箇所は「工具顕微鏡」や
「キーエンス社の測定機」を使用しています。
画像左:ワンショット3D形状測定機 VR-5000 画像右:画像寸法測定機 IM-6225
私は工具顕微鏡がうまく使えないので3D形状測定機と画像寸法測定機に頼ってばかりですが、触り初めてあまり月日も経っていないのでいつかはコーチングしてくれる方に教えてもらいたいと思っています。
(いざなにが出来ないのか聞かれても思いつかない可能性が高いので、測れなかった箇所はしっかりノートにまとめていきたいと思います)
測定器具の説明を交えたところで本題に移っていきます。
製品の測定箇所決めは、
品質保証課で図面に記載されている寸法を
公差あり・なし関係なく全寸法箇所を測る
ところから始まります。
しかし。
樹脂というものはどうやら金型に流れ込む量でほんの少し形に変化が起こってしまうようで、1つ目はきれいに出来上がっていても、2つ目のものは若干丸みを帯びている。など、金属のように角ばっているわけではないのでビシッ!と測ることが難しいのです。
上司が工具顕微鏡、白澤が3D測定器で測定を行い、その測定箇所の寸法に差がないか見比べたり、お互いのデジタルノギスで数値を確認することもたびたびあります。
それから検査成績書にまとめ、相手の品質保証課へと製品と共に結果を提出します。
その後、相手先からこれで行きましょう!と了承を得ることができれば検査は終了です!
お疲れ様でした!
最後に
ここまでなんとか書き上げることができましたが、読み返してもかなり工程を飛ばしてしまっているのでしっかりと品質保証の仕事紹介ができた気がしません。
雰囲気でくみ取っていただけると幸いです。(´;ω;`)
次回のブログ更新する際は、今回書くことのできなかった「外観検査」についてまとめることができればいいなあ、と思っているのでそれまでに理解を深めていきたいと思います。
稚拙な文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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