S機械課の川村です。
最近猛暑に次ぐ猛暑でバテ気味ですが、みなさん体調は大丈夫でしょうか?
今回は自分のやっている製品のエアー吹きから出荷までの流れを紹介したいと思います。
1.エアブロー作業
まず、コンテナから製品を取り出します。
そして、アルミ板にあるネジ穴部分にエアブローを行い、切粉を飛ばします。
この作業は非常に重要で、ネジ穴に切粉が残っていると、後の工程に支障をきたしてしまうので、しっかりと切粉を飛ばします。
2.セットミス製品の選別
次に、アルミ板を机の上に縦に並べ、マシニング加工時に正しい向きにセットされていたかを確認します。
これは、突起の向きや印をチェックすることで行います。
これにより、セットミスの加工品が次工程へ流れてしまうことを防ぎます。
3.厚み、面の寄り検査
デジタルノギスを使ってアルミ板の厚さを測りながら、面の寄りを目視で確認し、再びコンテナに戻していきます。
4.磨き作業の流れ
アルミ板の磨き作業は、スポンジヤスリ、紙ヤスリや棒ヤスリを使って行います。
左から
スポンジヤスリ
紙ヤスリ
棒ヤスリ
スポンジヤスリ
です。
まず上部を磨き、その後、下側も同様に磨きます。
この際、許容範囲をこえたの傷や打痕が見つかった場合は、磨いて消していきます。
4.梱包
磨き終えたアルミ板は、ウエスで丁寧に拭いてからダンボールに梱包していき、終了です。
ウエスで汚れを拭くことで、次の工程に進む時にスムーズに処理が行えます。
エアブロー作業と磨き作業は、どちらも製品の品質を確保するために重要なステップです。
それぞれの工程を丁寧に行うことで、製品の完成度が大きく左右されます。
ただ、丁寧にやりずぎるのも時間がかかってしまうので、その辺りの塩梅が難しいですね。
最後に
大まかな流れで駆け足になってしまいましたが、以上がエアー吹きから出荷の作業となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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